平成25年7月6日(土)鳥取市布勢に「鳥取市弓道場」がオープンしました。
この道場開きに際し、蟇目の儀 が執り行われました。
蟇目の儀とは 武士の時代に大事の前の安全祈願の意味で行われていました。現代で言うと、道路工事の起工式で行われる祈祷のようなものです。
射 手: 春名 薫 解 説: 谷口 嘉章
介添え:平田 治
酌取り: 渡邊 美喜江
矢取り: 國本 智志
通り役: 伊吹 勉
江戸時代の古文献から起こした内容を可能な限り忠実に再現していますので、弓を引く動作以外に 和歌を詠む 呪印を唱える など 大変珍しい ものが行われています。
資料: 蟇目之書(1,225KB)
ちょっと一言 今回、蟇目の儀として文献から再現したものは、一見宗教儀式のように見えます。しかし 「どの宗教か?」 と問われても
神棚あり、念仏あり と ごちゃまぜ
で釈然としないものです。 ただ、これらも「陰陽術」として考えると、文献を読むうちに (陰陽術には明るくなくても)「じわ〜っ」と
何がやりたいのかは見えてきます。
その儀式を見ている人々 全員の団結力・結束力を強くしたい
神頼みであろうが、仏頼みであろうが 人の目を引き付ける事 そして ただ
そのために手段を選ばず なのであれば、 昔の人の自然や未来といった人の手の及ばない脅威に対抗する心は今の人はずいぶん弱くなっているかもしれない 「しかしまぁ、こんなに必死によく考えて呪術式を組み上げたものだなぁ」と感心する。そんなふうに思いました。
関連リンク: 鳥取市弓道場 公式サイト
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